制服職業
憧れの対象?
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デザインされた物を着たい意識?
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■昔から、女子のはキャビンアテンダント(スチュワーデス)や看護士(看護婦)
といった職業に憧れ、男子はスポーツ選手や警察官に憧れた様です。これらの
職業の共通点は、「洗練されたデザインの制服を身に着ける」事です。
それらの職業につきたいと願うのは、「人の為に役立ちたい」気持ちも勿論ある
はずですが、まず「素敵な制服が着られるから」という理由です。
■制服のイメージとして、その制服の集団そのものの
イメージがあります。その
制服を着る事により、集団と同一視されるのです。例えば、警察官=正義感が
強く公正である。看護士=優しくて、博愛的など。医師も白衣を着る事によって
理知的で信頼できる人に見えます。
よれた部屋着を着たおじさん、おばさんが「医師である」「銀行員だ」と出てきた ところで、
人間、大切な命やお金を預けたいとは思えないのです。
■また、制服を着る本人も、その制服の集団への帰属意識が高まります。会社の
作業着や、
仲間同士で作る、お揃いのユニフォームも「仲間意識」を高める役割を
果たします。
また制服には、
それぞれの社会的役割をスムーズにさせる効果もあり、頑固な人
でも、医師の指示には比較的素直に従ったり、制服の警備員の誘導には
素直に 応じたりします。
これが制服を脱いだ、一見、普通の人だったら。ここまでの威力は無いでしょう。
制服を虎の威を仮る事にならない様に、利用したいものです。
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