体験学習
本物の体験でしか得られない事
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体験で学ぶ4つの心
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子供に不足しているものは
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■現代の子供に何が一番、不足しているか。それは「本当の体験」と言われて
います。パソコンや
ゲームソフトにより、どんな事でも「疑似体験」ができる様に
なってきた事から直接体験、本物の体験をする機会が失われているのです。
■勿論、「宇宙旅行をしているつもりで」「動物になったつもりで」等、普通では
体験できない貴重な事を教えてくれるのも疑似体験の良さですが、「裸足で
土を踏んで植物を育てる」「自分の手で釣り針に餌をつけて釣りをする」そんな
「ちょっと外へ足を運べば体験できる事すら、シミュレーションに頼る」現代では
魚にヒレがある事を知らない、ニワトリの足を4本描く、裸足で土を踏めない
子供たちが大勢いるのです。
■人間とは、自分の子供の安全を第一に考える生き物です。もちろん、それは どの動物にも
当て嵌まるのですが、他の動物は一歩進んで「大人になった時 どの様にして自分の命を守るか」
を子供に教えています。
どんな環境でも生きて
いけてこそ「大人」と認め、安心して世代交代を任せられる。
そんな動物たちの
生き方は、人間の子供に最も不足している「体験」の重要さを教えてくれます。
「自分からはじめる(自発性)」
「自分で考える(自己判断)」 「
自分でやる
(主体性)」「最後までやる(自己解決)」
この4つが体験学習には大切な事です。
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自然に触れる体験
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「動物を飼って植物を育てるだけではなく」
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「自然」とは、偉大な先生です。多くの事を学べるでしょう。ペットを飼って、花を
育てる事だけ
ではなく自然体験とは、外で無限に触れる事が出来ます。
草木の
香り、動物の体温や触り心地。餌や排泄物の管理と処理。
素足で土を 踏む事、雨に打たれて歩く事、
緑陰で感じる涼しさや、森の側の暗闇と静寂…。
意図的に、これらを体験
する事で五感が鍛えられます。逆に、こうした自然を 体験する機会が少なくなれば
本来の情操が育まれずに「キレやすい」「打たれ
弱い」人間になりやすいと言えます。
体験が全てではありませんが、「思いやりを受けた体験が多い人間ほど、思い
やり溢れ、豊かな心を持つ」という調査結果もあるのです。
現代の子供に十分な体験をさせる事は、「周囲の心を思いやる事」を教えると
同時に自分に気づき、自分を知り、自分を高める事に
繋がります。
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