精神分析学
フロイトと言えば、名前くらいは聞き覚えがあるのではないでしょうか?

女帝 精神分析学
love フロイトの精神分析学love
■ フロイトの設立した心理学を精神分析学と、いいます。
彼は診療や研究を するうちに「人は誰しも激しい性欲があり、その欲望の
為に心理が働く」という大胆な発想を抱きました。
■「性的欲求(リビドー)が人の心理を支配し、動かす」という事を前提として
精神状態の位置づけや見解を見出したもの。それが「精神分析学」です。

■人は、リビドーを押し隠し、真面目であろうとするから苦悩し、興味深い
行動に出るのではないだろうか。
そんな視点から心理を分析していくからこそ、意識よりも隠された無意識の
方に重点を置き分析していけば、 より人間の心の核心に触れられるのでは
ないか?

フロイトの理論にもう少しだけ触れましょう。
エゴ イド・自我・超自我 スーパーエゴ

■用語集でも触れましたが、人格形成にも重要な意味を 持つ「無意識」。
その、本能的な願望を充たす事を求める無意識を「イド」といいます。
教育課程によって、後天的に生じた道徳観、概念を「超自我」といいます。
そして意識の事を「自我」といい、イドと超自我とのバランスを保とうとして
います。
よく、漫画などでも見られるのが「悪魔の囁きと天使の自制」です。悪魔
として描かれるのがイド。葛藤する自我(キャラクター)を誘惑しています
よね。天使が超自我。
「待ちなさいよ。そんな事でいいの?」と、欲望のままに行動しようとする
自我(キャラクター)の、耳を引っ張ったりして歯止めを利かせる存在です。
まとめ「精神分析学」
「人間はみんなエッチなんだ。何をするのも深層心理に性欲があるからだ」
そんな説に、今より純朴であった頃は「何だかなぁ。その通りだけれど…」と
性欲サル呼ばわりされた気持ちで少々腑に落ちず、バツが悪くなりましたが
その分析学を元にした、様々な理論に成る程と感心したものです。

現代では、このフロイトの説を元に様々な分析がなされていたり反対意見も
飛び交っていますが、古典的な彼の理論があったからこそ、見えてきた事も
多いと思います。