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シャーマニズム(トランスパーソナル2)
人が生命の織物を織ったのではなく、その中の一糸に過ぎない
トランスパーソナルの大元
■
イニシエーション
という言葉があります。 それだけ聞くと、少しカルトな印象を
抱きがちですが、これは「何かをするにあたり通過するべき物事」と いう意味
合いで、訳して「
通過儀式
」とも呼びます。
■古来から伝わるシャーマニズムでは
魂と自然が一体化
しているという考えの
元で子供が大人になる過程、成長していく過程で、その時に体験する不安や
葛藤を「闇」に喩え、それを照らす事が出来る存在・つまり、回復の担い手を
シャーマン
と呼びました。
■シャーマンとは、人間が誰しも通る
通過儀式
の示唆をする存在であると共に
普遍的無意識の海で繋がる人間と人間とを、
魂のレベルで結びつけて、人の
進むべく道を示した
人たちの事で、霊媒師やイタコと言えば分かり易いと思い
ます。 しかし、その仕事はと言えば占い師や臨床心理士の様です。
現代も、「占い」が廃れる事なく人気を博していますね。これも「
人の歩む道を
示す
」という視点からシャーマニズムの一環だと 言えます。
「古来に伝わるもので学べること」
医学では身体だけを見て、心理学は心だけを見るという役割分担が現代では
存在します。ところが
心と体は密接な繋がり
があって、常に互いに影響を与え
合っているのも事実です。
勿論、原始的文化であるシャーマニズムを現代に、そのまま生かすというのは
無理がありますが 「
心と体を分けずに共に分析する
」点で、現代の 医学や臨床
心理学に勝る、優れた思想なのです。
心と体を一体に捉える事。より自然を見つめる事。人間として生きる上で何より
大切な基本が、シャーマニズムには眠っているのかも知れません。